私自身が転職をした時、いくつか困った事がありました
女性の転職で困る事
私自身が転職をした時、いくつか困った事がありました。
女性だからだという事は分かっていました。
まず一つは、面接をする時に子どもや結婚の事を聞かれたという事です。
どうやら前任の人が妊娠して仕事を急にやめてしまったという事があったようですが、私も同じ事になる可能性はないか、本当に大丈夫かという事を聞かれました。
既に結婚しているので、それを機に仕事をやめる事はありませんが、妊娠に関しては分かりませんでした。
とはいえ、その点をごまかしてもしようがないと思ったので、正直に答えた事を覚えています。
もう一つは女性だからという事で、重要なポストには付けてもらえませんでした。
家庭を大事にするだろう、腰掛程度で仕事をするだろうという意識がその職場にはあったようで、仕事をやめてしまう可能性がある女性を責任あるポストには付けないというのが慣例だったようです。
転職をすれば、もっとやりがいがある仕事を手に入れる事ができると思っていましたが、私の場合は以前働いていた職場よりも楽な仕事しかなくなってしまった事があります。
女性の場合、どうしても結婚・妊娠・出産・子育てが大きく仕事に影響を及ぼすので仕方がないとは思いますが、転職をする時にそれらが影響したのは少々困りました。
私自身は結婚願望がなかったのでいいのですが
私自身は結婚願望がなかったのでいいのですが、同僚の同期女性は入社した時から結婚願望が強い人でした。
社内でいい人がいたら、すぐにつかまえて寿退社したいと常々言っていたのです。
ところが、なかなか社内で彼女のおめがねにかなう人が見つからず、どうしても早く結婚したいと思っていたその女性は、思い切って転職することを決めました。
同時期に先輩女性が妊娠したため、会社としては大きな痛手となってしまったようです。
一度に女性社員が二人も抜けてしまうというのは、小規模な会社にとっては大変なことです。
私にももちろん負担がのしかかってきました。
女性が転職したいと思う気持ちがあってもおかしくありません。
男性と違って女性は結婚や出産などを機に転職を考えることが多いので、新卒入社であってもすぐに辞めてしまうことがあります。そんなところが、女性の転職で一番困ることなのではないかと思いました。
同じ女性として気持ちが分かるので、女性社員を採る場合、年齢制限などは設けた方がいいのかもしれないと感じました。